自動車の事故によるケガ
case1
- 自動車の事故によるケガ
- 30代男性、会社員
- 首、肩、腕が痛い
理想的な施術回数
交通事故で、首・肩・腕の痛みを訴えておりますので、外傷性頸椎捻挫となります。
肩の関節や腕にも負担があり、捻挫や挫傷など軟部組織が損傷した状態と考えられます。
運転手の場合は、ハンドルを握っている為、関節への衝激と左右の力の不均等により捻ることが多く、衝撃は 指、手、肘、肩、胸鎖関節、肩鎖関節と脊柱へまで影響します。
このケースでは、下半身の方へは影響しておりませんが、足でブレーキ、ペダルをとっさに力を入れ踏んだり、左右の足の位置の差により踏ん張った時に捻ることがあり 足、膝、股関節を捻挫するケースが多いです。
事故で損傷が大きいために施術のペースは基本的には週に4から6回です。
施術方針・内容
施術は、3から4ヶ月で日常生活と仕事と運動が出来る状態に導く設定です
来院いただいた時に、深部腱反射、各種テストと関節可動域のチェックを行い、損傷の度合いをみます。
負傷日から1週間は、事故により頚部周囲と背中の疼痛と緊張が大であり、疼痛と緊張を軽減する目的での施術と物理療法を合わせて行い、必要に応じて安静固定(キネシオ、テーピング、包帯、副子固定、ギプス)を行い腫脹の軽減をします。
次は、患部の軟部組織の修復を目的とした物理療法と手技による施術を行います。
週に1回は関節稼動のチェックをしますので、本人も現状の把握がしやすいと思います。
同時に深層筋力を使い身体の支え方、日常での使い方を指導します。
施術後の経過や状況
仕事やスポーツなどに使い方のレクチャーと深層筋力UPとフォーム指導を行います
経過は受傷前よりも姿勢が良くなり背も伸びた様です。仕事でも疲れなくなったとの話をいただいてます。